ニィタの日記

アニメ、漫画、ボードゲームなど。Twitter:@niita0119

プリティーリズム・レインボーライブ 第11話、第12話

11話「Go for ドリーミングセッション!」

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ドリーミングセッション開幕。まずはいとvsおとは。プリズムショーの2連続に尺を割きつつ、ショーへつながる2人のドラマが描かれる。
直前になってなんだかシラケてしまい、ドタキャンしようとするいとちゃんが、弦さんにハッパをかけられ会場にかけつける展開と、おとはがべる様に全幅の信頼を寄せる理由。どちらもこれまでのキャラクター描写をさらに掘り下げるよいドラマでした。

  • 「君は間違っている」とコウジに言われたことをやっぱり気にしているいとちゃん。しかしなんだかシラケてしまう。「やっぱやめた」
  • コウジに大会に来て欲しい店長。ヒロの名前に反応するコウジ。大会に出ることにした理由をコウジに語るが、言ってることはヒロ様の受け売り。序盤の店長の主体性のなさのあらわれか。そしてこの時点でヒロの行動に不審さを感じるコウジ
  • べる様「忠告したはずよ」自分が仕向けたくせに嫌味は言っておく
  • あの方はまだいらしてないんでしょうか……。いとちゃんが気になるおとは。いとちゃんのショーが見れるとウキウキ
  • 千里ボディの不具合か、暑いモモガッパ。ボディを整備している様子を見て顔を赤らめるあんちゃん。なに想像してんだかwそしてクーさんのコスプレのりんねちゃんが初登場
  • 大会をドタキャンして数合わせのバンドに出るといういとちゃん。しかし、ギターの調律が上手くいかないのは精神状態の表れでもあるか。弦さんのそんなものは適当でいいという台詞は本心でなく、いとちゃんにハッパをかけるためだろう。
  • 「そこにお前の夢はあるのか?」仲間のことに関してはまだ熱さを失っていない弦さん。ちょっと頼りない雰囲気もあるけど、バンドマンらしい格好良さもなくしていない。
  • べる様に紅茶を献上しながらローズヒップのメルヘェンポエム。べる様にいとちゃんにとにかく発情しまくるおとは
  • こにゃにゃちわー
  • べる様「大観衆の中に跪き、2度と立ち上がれなくなるほどの恐怖を」うわあ……2周目視点だとすごいブーメランだな……
  • 駆けつけたいとちゃんを特に責めはしない店長とあんちゃん
  • なんだか観客席の作画にDMFを感じる
  • 観客席はノリノリだが審査員にはプリズムライブが評価されない。DMFも審査員が買収されるような展開はあったがRLの審査員はシリーズでも特に酷いと思う。直接的には仁の影響なんだろうが、ジュネ様関連でプリズムの煌めきが失われつつあるのも要因なのだろうか。というかジュネ様が長居してるのも元を辿れば仁のせいなんだよな……。本当にノリノリ法月は……
  • おとは「まるで雪山で孤独に咲くエーデルワイスの香り」こんどはエーデルワイスの来た
  • べる様を「あんな奴」呼ばわりするいとちゃんに対し、自分の口を塞ぎながら泣きながら怒るおとは。後藤さんの演技も相まって感情を抑えきれてない感じが実によく出てる。普段全然怒らない人がピンポイントで地雷を踏みぬかれたというか。
  • しかしその直後のショーは完璧にこなす。やっぱり作中一番のメンタル強者だ
  • 「これがいつもおどおどしてるあの子?」あんちゃん地味に思っていたことを言う。
  • やっぱりVanity Colonはいいなぁ。ハピレに対してベルロのダンスは実力差を印象付けるために意図的に振り付けを早くて複雑にしてるのかも
  • おとはのショーを「熱い!」と素直に評価する一方で「負け……?こんな奴に……?」といとちゃん。大会に参加して何か感じ取れたか。
  • 結果はダブルスコア。いとちゃんの点数には異論のある観客。観客、審査員、そして地味に初登場している氷室会長の間の温度差
  • 「ルールブックに載ってないから仕方ない」と審査員たちと同じことを言うモモガッパ。モモガッパはそういう考え方するやつなんだよな。査定ばっか気にするし。そこから最終話近くなると「伝説は若者が塗り替えていくもの!」になるから熱い。メインキャラクターの子供たちにあてられて熱を取り戻す大人たちの1人でもあるんだよな。
  • 次回、次々回のドリーミングセッション編は、ベルローズを掘り下げる2クール目に向けて、はじめてベルローズの3人を主眼において描いたお話という風にも取れるかも。そして、プリズムライブが評価されない1クールラストと、べる様がプリズムライブができない2クール目ラストという対比にもなっている

12話「はばたけ!勇気の羽」

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「風はわたしに吹いている……!」
「メチャウマなショー、召し上がれ!」

ドリーミングセッション、次鋒はあんvsわかな。この大会に出るきっかけになった因縁の2人。勝負はわかなの圧勝。しかし描かれるのはベルローズの不和・壁を破れないわかなと、カヅキ先輩に励まされジャンプに失敗しても壁を越えたあんちゃんの対比。また、キャラの個性もあって抑制的だった前話と比較して、感情を剥き出しにしたり、逆にそれを隠して「キャラ」を演じるという展開が目立った回とも感じました。

  • 負けて落ち着かないいとちゃんにホットミルクを渡すりんねちゃん。その場には店長もいたけど、店長がやってもいまいちさまにならない行動かも(ひどい)
  • 横断幕を張るカヅキ先輩。それを見て複雑なわかな。しかし切り替えは早いべる様とわかなの会話。「正義の味方ちゃんが嫌い」「自分と正反対だから?」イヤな話題になるとすぐ切り替えるわかな。3連続ジャンプを宣言するも「失敗しないでね」というべる様の毒の一言。
  • この頃のべるわかは気心が知れた同士の煽り合いのような、本気で険悪なような、微妙な感じ。過度な競争社会である仁が経営するエーデルローズの中で、他人を蹴落とすことに慣れすぎて、チームメイトまで隙があれば蹴落とす癖がついてしまっているような感じ
  • ポップのストーンが上に乗った占いをやり直すわかな。不安定さの表れ。キャラの趣味を上手く心情に落とし込んでいる。「風は私に吹いている……!」の台詞も自分に言い聞かせるようなトーン。
  • 「ふ」わかなが3連続を飛べなかったのを見て笑うべる様。仲間が失敗するぶん自分のサクセスにつながる、エーデルローズのいびつな構造に浸かってしまっている感じ
  • 「あいつ、逃げたな」カヅキ先輩は逃げには厳しい。一貫してる。
  • 「これで良かった……?良かったに決まってるじゃないか!」本人の不安定さがあらわれた、微妙に意味の取りづらい噛み合ってないセリフ。監督の師匠筋である富野節も感じる。
  • モモガッパ「そもそもこの程度の実力で大会に出ようとすることが無謀モモ」「勝手にすればいいモモ」モモガッパは放任、というか放置主義。さめた大人。
  • べる様のまえにワープするりんねちゃん「心の花は愛がないと咲かない」。愛愛連呼するようになる後半べる様を想起させるセリフ。
  • 氷室会長のはじめてのまともな登場。しかし子供ならまだしも、流石に女子中学生に抱っこはマズイと思いますよ……。そういう世間擦れしてなさだからジュネ様のことスッパ抜かれるんでは……。
  • 「1人で背伸びしただけでは見えない世界も誰かが力を貸してくれれば見えることもある。いずれ分かるよ」女子中学生にお触りしてポエムを詠む男。
  • 「心の壁をぶっ壊せ!」カヅキ先輩の激励は本当に的確だなあ。あえてスイーツじゃなくせんべい持ってくるところとか。
  • 「4連続でも5連続でも!」終盤、本当に飛ぶようになりますw
  • 「メチャウマなショー、召し上がれ!」
  • 3連続ジャンプに失敗し、怖い顔のあんちゃん。しかしりんねちゃんにハグされると一気に泣き崩れる。
  • 「心の壁、もうない」「私は私に負けたんだ」
  • 「泣くくらいなら最初からやらなければいいんだ。あんたのそういうところが大嫌いなんだよ……!」
  • そして素直に負けを認めるあんちゃん。わかなにとっては一番イヤな反応だろうなあ。